きのう、歯科。
奥歯の神経を抜いた。
痛かったけど、こういうとき、いつも思う。
(日本だから、最新設備で治療を受けられるけど、
 そうじゃない国もたくさんあるんだよね。。)


これ、なんだろう?というような
新しい器具が次々に出てくる。
 

麻酔なんか、器具はちょっと大きくてギクッとしたけど、
針を刺すんじゃなく、
当てて、軽くパチッとなるだけ。全く痛み無し。
そのあと、ふつうの麻酔注射がくるけど、
昔みたいに痛くない。


椅子も、昔は、ふつうに座る格好で、
首だけ後ろ向いていたので、長時間になると疲れたけど、
今は寝てしまう姿勢。
こういう治療台を考えついた人って、すごいよね!
観念が外せた、ってことかしら。


今は、先生は、薄いゴムの手袋をして、
患者ごとに替えてる様子。
昔は素手で、ガサガサの荒れた手が口に入ってきたよね。


ガサガサは仕方ないでしょうけど、
よく、押されると、その下には歯があるわけで、
唇が痛くなった。

先生は、そのことに気づいていたかどうか。。


だけど言えなかったなぁ…。
その頃は、医者というのは、エライ存在だったもの。
でも、言っても良かったのかしら?
「先生の手が痛いです。」って。



私のカルテには、マジックで
「話すときは、マスクを外して!」と書いてくれてある。


説明するときは、マスクを外して、ゆっくり話して下さる。
最初、待合室で名前を呼ばれるときは、
歯科衛生士さんが、微笑みながら私の所まで来て下さる。


本当に有り難い。

誠意を感じて、信頼関係が生まれ、
安心して治療してもらっている。