親しくさせて戴いている、ミッコちゃんさんは、HPをもっておられます。
 ≪難聴者のための喫茶店 『こうひいの木』≫
その中の日記を、いつも見せて戴いてるんです。 ↓
http://plaza.rakuten.co.jp/nancho/diary/200708020000/#comment


今回は『難聴会で歌を聞きました』というタイトル。
自称「ギター一本の零細企業?」という方に来て戴いて、
難聴の方々に、歌を楽しんで味わってもらったそうです。


OHPなど駆使し、色々配慮や準備をされて、
参加者のみなさん、意外なほど楽しまれたそうです。


聞こえなくっても、それなりに味わえるんですね。 


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それで思い出しました。
2〜3年前の夏祭り。
あいにくのお天気で、ホールの中で開催されたんです。


いろんな出店が並び、とっても賑やかでした。
ある青年は、風船でいろんなものを作ってしまうんです。
まるで手品のように、みるみるうちに──。


チビっ子たちに混じって、私も並んでしまいました。
そして、「りんご」を作ってもらったんです。


まるで本物そっくりのりんご。
大きさは、手鞠(てまり)より、少し小さいくらい。


「うれしいな〜♪」と、大事に両手の中に抱いていました。


和太鼓が鳴り始めました。


え、りんごが響く。。
手の中のりんごが、びりびり振動するんです。 


進行の人が、マイクでなにやら話し始めました。
いつものように、何と言っているのかは分からないけど、
りんごに、響いてくる。


男の人と、女の人でも、響き方が違う。


わぁ〜、すごい〜!!


それを、
隣りにいた友だち(聞こえる)にも、教えてあげたり。


これ、聞こえなくっても楽しめる、っていうか、
難聴ならではの味わいだね、って思いました。


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この話は、他の掲示板とかでも話してきたので、
「ああ、またその話か…」と
思われた方もおられるかもしれませんが、
敢えて、またおしゃべりしました。


自分の中で、こういうことを、シッカリとおさえておきたいので──。