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きのうの朝は、霧でした。
数10m先は、ミルク状態。
と、電線からなにか下がってる。
白いベールの端切れみたいなものが、いくつか──。
クモの巣でした。
雨上がりにも
こんな風にクモの巣が見えて、
きれいだなぁ〜って眺めてしまうんです。
クモにとっては、見えてしまうって、迷惑でしょうけどね。
こっそりエサを待ち受けているのですから。
9/8の日記で、堀文子さんのことを書かせてもらいました。 ↓
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=555115432&owner_id=3789516
その堀さんを、先日、
NHK『新日曜美術館』で、紹介していた。 ↓
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2007/0916/index.html
堀さんは、お庭のクモの巣に霧吹きで水滴を吹きかけて、
「ほら、素敵でしょう〜〜〜!」と見入っておられました。
そうやってクモの巣だけを題材にした絵があるんです。
本になったときの、添えられた文章も素晴らしかった。
クモは、2種類の糸を巧みに使い分け、ビックリするほど技巧的・芸術的に巣を作り上げていく。
『この美しさは、この世のものとは思われない──。』
わたしは、絵も描けないし、
逆立ちしたって格調高い文章も書けない。
ただ、
わぁ〜、きれいだなぁ〜
すごいわねぇ〜
と、眺めているのです。