ここ数日、なぜかログインできずに、日記を書けずにいました。
やっと解決して、2日分書かせてもらいますね。


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NHKの『きょうの健康』で、先週は膝痛をテーマにしていて、
週のはじめに、自分のことをメールで質問してみました。

9/7の番組を見ていたら、それをちゃんと取り上げて、先生が答えて下さったんですよ〜。一番最初に。

そのお答えを、ネットで詳しく調べてみたら、私の症状とは少し違うようなんですが、膝のことが、さらに詳しく分かってきました。

採り上げてもらえたのは、たぶん、「この質問は、膝痛の多くの人の参考になるかも」と判断されたからではないでしょうか。

自分の解決にはならなくても、そんな形でお役に立てたとしたら、嬉しいですね。


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友人のK子さんが、分厚い本を貸して下さいました。
「もし、良かったら〜」と。

題は『命といふもの』、堀文子さんの画文集です。(小学館

もう90歳の、おばあちゃまなんですよね。

絵は清楚で美しく、魂がこめられているようです。
何度も何度も眺めさせてもらいました。

添えられた文は、共感するところ多々あり、
抜書きさせてもらった中から、一部ご紹介させてもらいます。

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白神山地

 白神山地に世界最大級のブナ(注:漢字です)の純林。原生林。─(中略)─老木の根本は恐竜のように大地を掴み、盛り上がる。──山を崩し森を伐り自然を壊し続ける日本に、世界が注目するブナの純林がなぜ残ったか、ガイドの方に尋ね、答えに感動した。
「水気を含むブナは材木としての価値がありません。それで金にならないブナ林は救われたのです。」
──役立たずと見捨てられたブナは森に水を貯え、海山の生きものの命の源流だったのだ。

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“姥百合”

その実は三つの部屋に分かれ、中に種を入れた袋の束がぎっしり詰め込まれている。未熟の種をこぼさぬよう、始めは扉を固くしめ──いよいよ種が実り、巣立ちの時を迎えると、網は切られ、扉を全開させて子供を風に乗せて送り出す。
──命をつなげる為に見せる、この草の驚くべき最期に絶句する。
──植物の冬をこのように飾る底知れぬ神の仕業に、私はひれ伏す。

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私たちは大いなるものに包まれ、育くまれている──
と改めて思えてきました。