miti32007-06-25

キャンドルナイト』2日目は、
蝋燭を点けて、その灯を、何となく じーっと見つめてました。

風は無いようだけど、ゆらゆら ゆらゆら揺れるんですよね。

自分に感じられない程の風は あるのかな?

自分の息かな?

炎の中に、赤い部分と青い部分があるんですね。

キャンドルによって、その割合がちがう。

これって、なんでかしら…?


木をこすり合わせるとかして 火を発見した人間てすごいなぁ。

洞窟とかで、家族と火を囲んだのかなぁ。

どんな会話をしてたのかなぁ…。


それが、どれほど昔なのか知らないけど、

この先、何万年とか何億年とか先にも、
今みたいな生命体が存在してるかなぁ。

地球は、どうなってるのかなぁ。。。


考えても分からないことを、ぼうっと想うひと時も、
なんとなく良いもんですね。

    *********


100万人のキャンドルナイト』最終日。
ゆうべは、蝋燭の灯りのもとで音楽を聴きました。

ポピュラーなクラシック名曲集で、何度も聴いたものなんですが、
発見しました。
クラシックって、
蝋燭の灯りで聴くと、
しーっくりと自分に入ってくるんですね。

思うに、
バッハやモーツアルトの時代、
作曲するのに夜だったら、
蝋燭やランプの灯だったのではないでしょうか。

その雰囲気が、感じられるんですよ。


そういえば想い出しました。
若い頃、東京の中野に
「クラシック」という喫茶店があったんです。

中に入ると古風というだけでなく、
建物もテーブルも古いんです。
お店自体がクラシック。
でも、いつも繁盛してました。

そして間接照明で、ほの暗い。

レコードでクラシックがかかっていて、
時々針の音が混じるのも心地良い。

心がとても落ち着いて、居心地良くて、
休日には、よく一日中過ごしてましたね。