ふと思ったんです。紙のこと。


ケチと言われるかもしれませんが、
私は、要るだけ使う、というのが習慣になってるようです。


例えば、ティッシュは、ふつうのティッシュケースの横に、
1枚を1/4に切ったものが2〜3枚くらい置いてあります。
使い途によって、どちらかを取る。

補聴器は、毎晩手入れして乾燥ケースに入れるんですが、
そのブラシの小箱には、1cm幅くらいに切ったティッシュが入れてあります。

それとは別に、
トイレットペーパー(新品ですよ)を専用の民芸品のようなケースに入れてあって、
要るだけの長さを手でちぎって使います。


節約では決してなくって、
要るだけ使う、というのが気持ち良いんですよ。
自分の心が納得している。


思うに、
ティッシュペーパーというものが登場した頃から、
全体の気風が変わってきたんじゃないでしょうか?

『パッパパッパと、簡単に何枚でも取り出せる!
 とても便利でスマート!
 衛生的な暮らし〜。』

──最初は、目を輝かせましたねぇ。


ところで、子どもの頃、
トイレで使う紙は、所々字が見えました。
再生紙なので、元の活字が、よく残ってたんですね。
それも楽しみの一つだったり。。

固いので揉んで使いました。
そういうもの、って感じでした。


鼻をかんだりするのは『ちり紙』でした。
2枚使おうか、3枚使おうか、と
子どもなりにチョット考えて使ってたように思いますね──。


今の暮らしぶりでも、
もっと適切な使い方があるかもしれないね、って
今思いました。