12/16放送のETV特集を、録画しといて、
何回かに分けて見ました。

菅原文太 長靴の旅』です。↓
http://www.nhk.or.jp/etv21c/update/2006/1216.html

日本の鯨漁の話なんです。

ここで、驚いたのは、鯨漁が盛んだった頃、
〝鯨オリンピック〟というのがあったというんですよ。

この場でまた言葉にするのも、ためらわれるんですが…、

番組の中で、元船員さんの話があり、

「各国で、何頭捕ったと競い合っていた。
船が満杯になって載せきれなくなると、肉を海に捨てていた。
その捕った数を競うために、ドンドン捕っていたんです…。」

も、信じられないんですが、
その頃は、「我が国が一番たくさん捕った!」と日本中で喜んでいた、というんです。


こういう類の話は、各方面で時々耳にするんです。

その時の、その集団なり社会の中では、
当たり前とされていた価値観や常識などが、
他から見て、
また数年あるいは数十年経って、
「そ、そんなことやってたの…!?」と、
誰もが呆れてしまうようなこと。

天動説と地動説のことも、そうですよね。

今、自分たちの間では常識・当たり前となっていること、
これって、ほんとに、それでいいの? って、
ちょっと別の観方が出来るようになりたい、って
いま自戒を込めて書いてます。