■

こないだ職場での一コマ。

社員さんが、私に声かけてきました。
「これは、こうこうやな？」

って質問してきている（と思った）ので、私は、
「あ、、そういうことは、私には判断できないけど…」と答えました。

でも、すぐ彼女は、同じことを言ってきます。

２回通り繰り返してから、ハッと気づきました、
（先輩の彼女は、「これは、こうだよ」って、断定的に言ってるんだ!?）って。

私は、心の中で、
（こちらは、やっとナントカ聴き取るって状態なのよ…、もっとハッキリ分かるように言ってほしいなぁ）
（それに、そのものの、どの面を見てそう言ってるのか、よく分からないよ、彼女いつもそうだよね…）

（でも、彼女は、柔らかく言ってくれてるんだよね…）

そんな思いが、いっとき錯綜しました。

そして、
（彼女は、そういう言い方をするんだ、って私が心得ておいたら良いことなんだわ）
というところに収め（ようとし）ました。

それから、ふと思いました。
（〝これが正解〟って無いのかも）って。

そこでやっと、心穏やかに、平穏に戻ったのです──。