この夏に、ペシャワール会、っていうのに入ったんです(年に3000円から入会できます)。
パキスタンでの、中村哲さんを中心とした医療活動を支援するもので、そのHPは、ここ。 ↓
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/index.html

入会すると、年に4回、会報を送ってもらえるんです。
これが、とっても素晴らしい。

中村さんだけでなく、スタッフ(主に現地の)の方の生々しい(!?)お話を聞かせてもらえる。
白状すると私の場合、支援というのもあるけど、この会報を読ませてもらえるのが嬉しくて入会したんです。

NHKでシリーズを全部見せてもらって
(前からチラッと話を聞いたことがあったのを思い出しました)、
「おっ、これは!」って思って、HPを見せてもらって、
NHKテキストを買い求めて読んで、
そして、この会報。

ほんとうの幸福になり合っていく、その道しるべのような感じがするんです。

新しく出た本『丸腰のボランティア』
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/book/index.html
のまえがきに、中村さんが書いておられます。

     *******
 アフガニスタンパキスタンも、文化事情がずいぶん日本と違い、これまた現地でしか体験できぬ人間関係の確執にも巻き込まれます。(中略)
実は美点も欠点も表裏一体で、その人や土地をそのものとして受け容れることが出来るようになります。そうして日本では得がたい人間のあり方、自然とのつきあい方を知り、…。(中略)
これは、私たちペシャワール会の方針が、「現地と一体となり、苦楽を共にする」ことにあり、(中略)
徹底した現場主義を貫いてきたからではないかと思います。

     *******

この会の活動を見せてもらうと、本当に、現地の人々を尊敬し、自立を促し、泣き笑いを共にして暮らしておられる様子が、伝わってくるんです。