割り箸のニュースをみた。コンビニで、一部有料の割り箸が登場するという。 

この話題は、以前テレビでも見た。
いろんな意見が出てきそうだけれど、
これまで当然のようにポンともらっていた割り箸を見直す、良い機会になると思う。

何年か前に、ある祭りで、割り箸の再生をやってみたことがある。
使った紙皿や紙コップなど入れる大きな箱の横に、割り箸専用の箱を用意した。
祭り会場の中、3箇所に。

『再生しますので、割り箸のみ、ここへお願いします』と大きく表示していたつもりだったけど、皆さん、ほとんどの方が、何〜でも入れて下さる。 (^^;;

祭りの大半の時間、3箇所を巡回して回って、分類し直していた。(おもしろかったけどね)

そして、終わってから集めてみたら、やっぱり竹串なども混じっている(それにお肉がまだ刺さっていたり)。

全く使ってない割り箸も、なぜか、たくさん入っていた。

それらを分類して、2・3回洗って、完全に乾かして、箱詰めして、製紙工場に送った。

それからの再生の過程にも、かなりの手間ヒマかかるでしょうし、あの活動が、客観的に見て、どうだったんだろう? 
とも思う。(現実に、厳しいご批判も戴いた。)

でも、私の気持ちとして、
森林を失くして、貴重な樹を使って、割り箸を作り、
1回でポイと捨ててしまう、あと燃やしてしまう、
それが心苦しかった。

同じ思いの方には、そう出来る環境を用意したかった。

祭り会場の皆さんも、色んな方がおられたと思うけれども、
賛成してくださる方、
ちょっとそういうこと思い出してくださった方も
おられたのではないでしょうか…?

協力して下さった方々には、心から感謝と共感の気持ちが湧いてきて、胸が熱くなった。