miti32006-10-20

そこここにススキが揺れてます。そしてコスモスも。
揺れるから折れないんですね、風の日も。

おととい息子と一緒に用事を済ませて、その後お食事しました。
息子は声が低くて、私には特に聞き取りにくい声。話し方も。
2回くらい聞き返しても聞き取れないときは、手作りの‘簡易筆談器’を差し出して書いてもらいました。

彼が書いている間の数秒、ふしぎな安心感を覚えたんです。(書いてもらったのを、見て、わかるんだ──)って。

今まで、いろんな人に筆談してもらいましたが、
‘やむをえず’という感じで、
(わざわざ書いてもらう手間と、それに時間がかかって、申し訳ない…)と思ってました。

息子だから、ということもあったんでしょうけど、その安心感は、なんだか新鮮な感じだったんです。
わたしなりに、難聴なりに、コミュニケーションしてったらいいんですよね。

   *****
最近あることで、親しいTちゃんに頼んだことがあるんです。
「ねぇ、ちょっとこのへん(肩をさして)ポンってたたいてくんない? シッカリせい!って。」
自分には、かなり緊張しそうな・・・、という感じのことが待ち受けているんですよ。

Tちゃんは、アハ…と笑って、肩やら背中やらポンポンたたいてくれました。
そして、旗を振る格好をして「応援してるよ〜!」。

ありがたくて、涙が出そうでした。