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そこここにススキが揺れてます。そしてコスモスも。
揺れるから折れないんですね、風の日も。
おととい息子と一緒に用事を済ませて、その後お食事しました。
息子は声が低くて、私には特に聞き取りにくい声。話し方も。
2回くらい聞き返しても聞き取れないときは、手作りの‘簡易筆談器’を差し出して書いてもらいました。
彼が書いている間の数秒、ふしぎな安心感を覚えたんです。(書いてもらったのを、見て、わかるんだ──)って。
今まで、いろんな人に筆談してもらいましたが、
‘やむをえず’という感じで、
(わざわざ書いてもらう手間と、それに時間がかかって、申し訳ない…)と思ってました。
息子だから、ということもあったんでしょうけど、その安心感は、なんだか新鮮な感じだったんです。
わたしなりに、難聴なりに、コミュニケーションしてったらいいんですよね。
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最近あることで、親しいTちゃんに頼んだことがあるんです。
「ねぇ、ちょっとこのへん(肩をさして)ポンってたたいてくんない? シッカリせい!って。」
自分には、かなり緊張しそうな・・・、という感じのことが待ち受けているんですよ。
Tちゃんは、アハ…と笑って、肩やら背中やらポンポンたたいてくれました。
そして、旗を振る格好をして「応援してるよ〜!」。
ありがたくて、涙が出そうでした。