きのうは、和太鼓の演奏があったんです。
小学生から30チョットの若者まで。


和太鼓は、
身体の芯まで響いてくるんですよね。


だいたい、コンサート(クラシック)って、軽度用の補聴器を、ボリウムを絞って使うと丁度良いんですが、(私、重度難聴です)
ゆうべ、そうしてると、鼓膜が振動するのがわかるんです。

ちょっと耳には負担かも、って思って外しました。
つまり、補聴器ナシ。
ふだんなら、会話も、蚊の鳴くようにしか聞こえない状態ですけど、
太鼓は充分に楽しめました。


昔々から日本人の魂に受け継がれてきたような、そのリズム。
何とも云えない音色、響き。
後半になると、
踊るようにしながら、入れ替わりながら太鼓を叩いたり、
盛り上がりました。


中に、小学6年くらいのD君とY君がいました。
ふだん時々見かける、
まだ あどけなさが残る 可愛い子たちですけど、
お兄ちゃんたちに混じって、
いっぱしに、やるやるぅ〜!!

頼もしくて、嬉しかったですねー。


自分の息子も、
かつて このクラブで育ててもらったのと
重なって見えてきました。


ふと見ると、客席の端の方で、
3才くらいのH君が、叩くマネをしてるんです。

いや、マネじゃない。
彼は、全くその気で、
自分の前に太鼓があるように叩いている。
成り切ってる。

この子も、10年後には、逞しく演奏しているかも。。


そんなことを想えたのも、
なんとなく嬉しかったりして──。